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小豆(あずき しょうず adzuki bean small red bean)


日本では最もポピュラーな豆の1種。古来から人々の生活と密接に結びついた豆で、我が国や中国、朝鮮ではあずきの赤色に魔除けなどの神秘的な力があると信じられ、行事や儀式などに供されてきました。あずきのほとんどは餡や菓子の原料になり、和菓子、冷菓、菓子パン、汁粉、ゆであずきなどに用いられています。白小豆は貴重なあずきの白餡となり、生菓子、羊羹、最中等に用いられます。

乾燥豆100g当りの栄養成分

エネルギー:339kcal たんぱく質:20.3g 脂質:2.2g 炭水化物:58.7g 食物繊維:17.8g

調理例

1)ザル等に入れ水で洗った後、水戻しをせずにそのまま3倍量の水を鍋に入れ、蓋をしないで中火~強火にかけます。2)沸騰し始めたら、そのまま数分煮立ててから差し水をし、再び煮立ったら、泡状に浮いてくるアクをすくい取ります。なお、沸騰後、煮汁を一旦捨てて新しい水に入れ替える「ゆでこぼし」によりアク抜きをする方法もあります。3)その後、弱火にして落とし蓋をし、途中、水分の蒸発により豆が湯からはみ出さないよう適宜差し水をしながら、指で押してつぶれる程度軟らかくなるまでゆで上げます。4)最後に味付けをします。5)赤飯、ぜんざい、汁粉、おはぎ、いとこ煮等にご利用頂けます。

大納言(だいなごんあずき)


あずきの中で特に大粒な特定の品種群は、「大納言」と呼ばれ、流通・加工上、普通のあずき品種とは区別されています。その名前の由来は、この品種群のあずきは、大粒なだけではなく、煮たときに皮が破れにくい特徴を持ち、いわゆる「腹切れ」が生じにくいことから、切腹の習慣がない公卿の官位である「大納言」と名付けられたとも言われています。大納言は大粒で、煮くずれしにくいことなどから、甘納豆など豆粒の形状を保った豆製品の原料として用いられます。

乾燥豆100g当りの栄養成分

エネルギー:339kcal たんぱく質:20.3g 脂質:2.2g 炭水化物:58.7g 食物繊維:17.8g

調理例

1)ザル等に入れ水で洗った後、水戻しをせずにそのまま3倍量の水を鍋に入れ、蓋をしないで中火~強火にかけます。2)沸騰し始めたら、そのまま数分煮立ててから差し水をし、再び煮立ったら、泡状に浮いてくるアクをすくい取ります。なお、沸騰後、煮汁を一旦捨てて新しい水に入れ替える「ゆでこぼし」によりアク抜きをする方法もあります。3)その後、弱火にして落とし蓋をし、途中、水分の蒸発により豆が湯からはみ出さないよう適宜差し水をしながら、指で押してつぶれる程度軟らかくなるまでゆで上げます。4)最後に味付けをします。5)赤飯、ぜんざい、汁粉、おはぎ、いとこ煮等にご利用頂けます。

大正金時(金時豆 いんげんまめ)


金時豆は、いんげんまめの代表的な種類です。北海道で栽培されているいんげんまめのうち、金時豆が約7割を占めています。金時豆は粒の形が良く、食味も優れていることから、煮豆用に最も適した豆とされ、洋風の煮込み料理にもよく用いられます。甘納豆の原料としても重要です。

乾燥豆100g当りの栄養成分

エネルギー:333kcal たんぱく質:19.9g 脂質:2.2g 炭水化物:57.8g 食物繊維:19.3g

調理例

1)ボール等に入れ水で洗った後、4倍量の水に漬け6~8時間程度(豆や季節により若干異なる)置く。均一にふっくら膨らんだらOKです。2)豆と3倍量の水を鍋に入れ、蓋をしないで中火~強火にかけます。3)沸騰し始めたら、そのまま数分煮立ててから差し水をし、再び煮立ったら、泡状に浮いてくるアクをすくい取ります。なお、沸騰後、煮汁を一旦捨てて新しい水に入れ替える「ゆでこぼし」によりアク抜きをする方法もあります。4)その後、弱火にして落とし蓋をし、途中、水分の蒸発により豆が湯からはみ出さないよう適宜差し水をしながら、指で押してつぶれる程度軟らかくなるまでゆで上げます。5)最後に味付けをします。6)煮豆やチリコンカン、サラダやスープ等にお使いください。

大豆(soy bean)


大豆は、中国では米、麦、粟、黍(きび)又は稗(ひえ)とともに五穀の一つとして数千年も前から栽培されてきました。日本国内でも需要の8割は製油用で、残りが煮豆、惣菜(そうざい)、納豆、豆腐、油揚げ、凍豆腐、味噌、醤油等の食品用です。大豆には、イソフラボンや食物繊維等の機能性成分が多く含まれており、最近、これらの健康に及ぼす効果が注目されています。

乾燥豆100g当りの栄養成分

エネルギー:417kcal たんぱく質:35.3g 脂質:19.0g 炭水化物:28.2g 食物繊維:17.1g

調理例

1)ボール等に入れ水で洗った後、4倍量の水に漬け6~8時間程度(豆や季節により若干異なる)置く。均一にふっくら膨らんだらOKです。2)豆と3倍量の水を鍋に入れ、蓋をしないで中火~強火にかけます。3)沸騰し始めたら、そのまま数分煮立ててから差し水をし、再び煮立ったら、泡状に浮いてくるアクをすくい取ります。なお、沸騰後、煮汁を一旦捨てて新しい水に入れ替える「ゆでこぼし」によりアク抜きをする方法もあります。4)その後、弱火にして落とし蓋をし、途中、水分の蒸発により豆が湯からはみ出さないよう適宜差し水をしながら、指で押してつぶれる程度軟らかくなるまでゆで上げます。5)最後に味付けをします。6)煮物等の和総菜やサラダ、スープ等様々なお料理にお使いください。

黒豆(黒大豆 black soy bean)


黒豆(くろまめ)は、ダイズの品種のひとつ。黒大豆(くろだいず)、ぶどう豆とも呼ばれます。種皮にアントシアニン系の色素を含むため、外見が黒色になります。栄養成分的には通常のダイズと同等です。日本ではお正月に欠かせない食材として人気が高い豆の1つです。黒大豆には、アントシアニン・イソフラボンや食物繊維等の機能性成分が多く含まれており、最近、これらの健康に及ぼす効果が注目されています。

乾燥豆100g当りの栄養成分

エネルギー:417kcal たんぱく質:35.3g 脂質:19.0g 炭水化物:28.2g 食物繊維:17.1g

調理例

1)ボール等に入れ水で洗った後、4倍量の水に漬け6~8時間程度(豆や季節により若干異なる)置く。均一にふっくら膨らんだらOKです。2)豆と3倍量の水を鍋に入れ、蓋をしないで中火~強火にかけます。3)沸騰し始めたら、そのまま数分煮立ててから差し水をし、再び煮立ったら、泡状に浮いてくるアクをすくい取ります。なお、沸騰後、煮汁を一旦捨てて新しい水に入れ替える「ゆでこぼし」によりアク抜きをする方法もあります。4)その後、弱火にして落とし蓋をし、途中、水分の蒸発により豆が湯からはみ出さないよう適宜差し水をしながら、指で押してつぶれる程度軟らかくなるまでゆで上げます。5)最後に味付けをします。6)煮豆やサラダ、豆ごはん等様々なお料理にお使いください。

うずら豆(中長うずら)


うずらまめの名は種皮の模様が鶉(うずら)の卵に似ていることに由来します。淡褐色の地に赤紫色の斑紋を持ち、円筒形をしています。いんげん豆の1種で調理後の豆は縞模様も薄くなり大正金時に似ております。うずらまめは、煮豆や甘納豆の原料として用いられています。

乾燥豆100g当りの栄養成分

エネルギー:333kcal たんぱく質:19.9g 脂質:2.2g 炭水化物:57.8g 食物繊維:19.3g

調理例

1)ボール等に入れ水で洗った後、4倍量の水に漬け6~8時間程度(豆や季節により若干異なる)置く。均一にふっくら膨らんだらOKです。2)豆と3倍量の水を鍋に入れ、蓋をしないで中火~強火にかけます。3)沸騰し始めたら、そのまま数分煮立ててから差し水をし、再び煮立ったら、泡状に浮いてくるアクをすくい取ります。なお、沸騰後、煮汁を一旦捨てて新しい水に入れ替える「ゆでこぼし」によりアク抜きをする方法もあります。4)その後、弱火にして落とし蓋をし、途中、水分の蒸発により豆が湯からはみ出さないよう適宜差し水をしながら、指で押してつぶれる程度軟らかくなるまでゆで上げます。5)最後に味付けをします。6)煮豆やサラダ等にお使いください。

白花豆(白花美人 大白花芸豆 白インゲン豆)


白花美人とも呼ばれ、大きくて白いインゲン豆です。地方によっては、お正月等に食べられる豆でして、煮豆にすると豪華で美味しいお豆です。花豆は、インゲン属の中の「べにばないんげん」のことを言います。鮮赤色又は白色の大きな花をたくさん咲かせるのが特徴で、それが名の由来ともなっています。赤花の子実は紫の地に黒色の斑が入っていて紫花豆と呼ばれ、白花のものは子実も白色をしているところから白花豆と呼ばれます。煮豆、甘納豆の原料になります。

乾燥豆100g当りの栄養成分

エネルギー:332kcal たんぱく質:17.2g 脂質:1.7g 炭水化物:61.2g 食物繊維:26.7g

調理例

1)ボール等に入れ水で洗った後、4倍量の水に漬け8~10時間程度(豆や季節により若干異なる)置く。均一にふっくら膨らんだらOKです。2)豆と3倍量の水を鍋に入れ、蓋をしないで中火~強火にかけます。3)沸騰し始めたら、そのまま数分煮立ててから差し水をし、再び煮立ったら、泡状に浮いてくるアクをすくい取ります。なお、沸騰後、煮汁を一旦捨てて新しい水に入れ替える「ゆでこぼし」によりアク抜きをする方法もあります。4)その後、弱火にして落とし蓋をし、途中、水分の蒸発により豆が湯からはみ出さないよう適宜差し水をしながら、指で押してつぶれる程度軟らかくなるまでゆで上げます。5)最後に味付けをします。6)煮豆等にお使いください。

紫花豆(大黒花芸豆 インゲン豆)


花豆は、インゲン属の中の「べにばないんげん」のことを言います。鮮赤色又は白色の大きな花をたくさん咲かせるのが特徴で、それが名の由来ともなっています。赤花の子実は紫の地に黒色の斑が入っていて紫花豆と呼ばれ、白花のものは子実も白色をしているところから白花豆と呼ばれます。煮豆、甘納豆の原料になります。花豆は、水浸けした時に水面に浮く豆がしばしば見られます。これは生長時に豆内部に空間ができ豆の外側に向かって生長したためで、乾燥状態によるものではありません。夏場の気象条件によっては、このような生長の仕方をしています。何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。

乾燥豆100g当りの栄養成分

エネルギー:332kcal たんぱく質:17.2g 脂質:1.7g 炭水化物:61.2g 食物繊維:26.7g

調理例

1)ボール等に入れ水で洗った後、4倍量の水に漬け8~10時間程度(豆や季節により若干異なる)置く。均一にふっくら膨らんだらOKです。2)豆と3倍量の水を鍋に入れ、蓋をしないで中火~強火にかけます。3)沸騰し始めたら、そのまま数分煮立ててから差し水をし、再び煮立ったら、泡状に浮いてくるアクをすくい取ります。なお、沸騰後、煮汁を一旦捨てて新しい水に入れ替える「ゆでこぼし」によりアク抜きをする方法もあります。4)その後、弱火にして落とし蓋をし、途中、水分の蒸発により豆が湯からはみ出さないよう適宜差し水をしながら、指で押してつぶれる程度軟らかくなるまでゆで上げます。5)最後に味付けをします。6)煮豆等にお使いください。

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