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ひよこ豆(ガルバンゾ garbanzo)


ひよこまめは、文字通りひよこのような形をしたかわいらしい豆です。スペインではガルバンゾ(garbanzo)と呼ばれ、最近では、日本でもこの呼び方がポピュラーになりつつあります。ひよこまめは、食感が栗に似ていることから「くり豆」とも呼ばれることがあるように、独特のホクホク感があり、日本でもカレー、スープ、サラダ等の食材として利用される機会が増えてきました。

乾燥豆100g当りの栄養成分

エネルギー:374kcal たんぱく質:20.0g 脂質:5.2g 炭水化物:61.5g 食物繊維:16.3g

調理例

1)ボール等に入れ水で洗った後、4倍量の水に漬け6~8時間程度(豆や季節により若干異なる)置く。均一にふっくら膨らんだらOKです。2)豆と3倍量の水を鍋に入れ、蓋をしないで中火~強火にかけます。3)沸騰し始めたら、そのまま数分煮立ててから差し水をし、再び煮立ったら、泡状に浮いてくるアクをすくい取ります。なお、沸騰後、煮汁を一旦捨てて新しい水に入れ替える「ゆでこぼし」によりアク抜きをする方法もあります。4)その後、弱火にして落とし蓋をし、途中、水分の蒸発により豆が湯からはみ出さないよう適宜差し水をしながら、指で押してつぶれる程度軟らかくなるまでゆで上げます。5)最後に味付けをします。6)カレーや、サラダスープ等にご利用頂けます。

レッドキドニー(Red Kidney Bean)


チリコンカンやタコスなど南米の料理でよく使われています。日本ではサラダやカレーに使われています。紅い色をしたインゲン豆で、皮がしっかりとして炊き崩れが少ないのが特徴です。クセがなくさっぱりと召し上がれることもサラダに使われる理由です。よく「レッドキドニー」と「金時豆」はどこが違うのか?と聞かれますが、同じ赤いいんげん豆なのですが、「皮の硬さ」と「豆の風味」などが全く違います。簡単に言えば、豆の味が違うということです。レッドキドニーは皮がしっかりしているので、煮込み料理に豆の形を残したまま調理できますが、金時豆では崩れてしまいます。また、金時豆は独特の風味があるので、サラダなどに使うと具材によってはバランスが崩れてしまいます。両者は調理する内容によって使い分けるとそれぞれがおいしくいただくます。

乾燥豆100g当りの栄養成分

エネルギー:333kcal たんぱく質:19.9g 脂質:2.2g 炭水化物:57.8g 食物繊維:19.3g

調理例

1)ボール等に入れ水で洗った後、4倍量の水に漬け6~8時間程度(豆や季節により若干異なる)置く。均一にふっくら膨らんだらOKです。2)豆と3倍量の水を鍋に入れ、蓋をしないで中火~強火にかけます。3)沸騰し始めたら、そのまま数分煮立ててから差し水をし、再び煮立ったら、泡状に浮いてくるアクをすくい取ります。なお、沸騰後、煮汁を一旦捨てて新しい水に入れ替える「ゆでこぼし」によりアク抜きをする方法もあります。4)その後、弱火にして落とし蓋をし、途中、水分の蒸発により豆が湯からはみ出さないよう適宜差し水をしながら、指で押してつぶれる程度軟らかくなるまでゆで上げます。5)最後に味付けをします。6)カレーや、サラダスープ等にご利用頂けます。

レンズ豆(Lentil)


レンズまめは、扁平で、光学レンズ(凸レンズ)のような形をしています。豆の色は緑色や緑褐色、皮をむいた状態では赤色や橙色になります。その起源はメソポタミア地域で、徐々に西方のエジプト、ギリシャ、ローマへと伝わったと考えられており、紀元前から栄養価の高い食品として食べられていた豆です。形状が扁平であるため直接煮ても非常に短時間で火が通るので、水に浸けたり、下ゆでをする必要がないことが特徴です。カレーやサラダ、スープなどにご利用出来ます。

乾燥豆100g当りの栄養成分

エネルギー:352kcal たんぱく質:23.2g 脂質:1.5g 炭水化物:60.7g 食物繊維:16.7g

調理例

1)ボール等に入れ水で洗う。2)豆と3倍量の水を鍋に入れ、蓋をしないで中火~強火にかけます。3)沸騰し始めたら、そのまま数分煮立ててから差し水をし、再び煮立ったら、泡状に浮いてくるアクをすくい取ります。なお、沸騰後、煮汁を一旦捨てて新しい水に入れ替える「ゆでこぼし」によりアク抜きをする方法もあります。4)その後、弱火にして落とし蓋をし、途中、水分の蒸発により豆が湯からはみ出さないよう適宜差し水をしながら、指で押してつぶれる程度軟らかくなるまでゆで上げます。5)最後に味付けをします。6)カレーや、サラダスープ等にご利用頂けます。

緑豆(りょくとう ムング豆)


インド原産で、現在はおもに東アジア~南アジア、アフリカ、南アメリカ、オーストラリアで栽培されています。日本では縄文時代にすでに渡来していたといわれております。日本においては、もやしの原料(種子)として利用されることがほとんどで、ほぼ全量が中国から輸入されています。 中国では、春雨の原料にするほか、甘い餡や、粥、天津煎餅のような料理の材料としても食べられております。北京独特の飲料として、緑豆で作った豆乳を発酵させた豆汁というものもあります。インドではカレーなどにそのまま利用され、中国では日常的な料理のほかに薬膳やはるさめの原料としても用いられていますが、日本では風土に適さないためほとんど栽培されておらず、はるさめや豆もやしの原料として輸入されています。

乾燥豆100g当りの栄養成分

エネルギー:354kcal たんぱく質:25.1g 脂質:1.5g 炭水化物:59.1g 食物繊維:14.6g

調理例

モヤシ、春雨の原料として、スープ等にもご利用頂けます。

クランベリー豆(Cranberry Beans)


淡褐色の地に赤紫色の斑紋を持ち、円筒形をしています。うずらまめは、煮豆や甘納豆の原料として用いられています。 豆類には、食物繊維、サポニン、ポリフェノール等の機能性成分が多く含まれており、最近、これらの健康に及ぼす効果が注目されています。

調理例

1)ボール等に入れ水で洗った後、4倍量の水に漬け6~8時間程度(豆や季節により若干異なる)置く。均一にふっくら膨らんだらOKです。2)豆と3倍量の水を鍋に入れ、蓋をしないで中火~強火にかけます。3)沸騰し始めたら、そのまま数分煮立ててから差し水をし、再び煮立ったら、泡状に浮いてくるアクをすくい取ります。なお、沸騰後、煮汁を一旦捨てて新しい水に入れ替える「ゆでこぼし」によりアク抜きをする方法もあります。4)その後、弱火にして落とし蓋をし、途中、水分の蒸発により豆が湯からはみ出さないよう適宜差し水をしながら、指で押してつぶれる程度軟らかくなるまでゆで上げます。5)最後に味付けをします。6)煮豆やサラダ等にお使いください。

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