細もやし(黒豆もやし ブラックマッペ)
関西ではブラックマッペを原料とし、どちらかといえば細くて長く、もやし特有の風味があるもやしを「細もやし」として販売しております。シャキシャキ食感が決め手の細もやしです。緑豆もやしと比べると、細い分水分が少なく、もやしの風味・香りが強いのが特長です。水分が少ない分、火を通しても水っぽくならず、シャキシャキとした食感がお楽しみいただけます。炒め物や鍋物、お好み焼きやナムルなどに好んで利用されます。
100g当りの栄養成分
エネルギー:24kcal たんぱく質:2.2g 脂質:0.1g 炭水化物:3.5g 灰分:0.3g
太もやし(緑豆もやし グリーンマッペ)
近年ではもっとも生産量が多く、市場に出回っている「緑豆もやし」。緑豆は、中国原産で青小豆とも呼ばれ、もやしの他、春雨の原料としても知られています。軸は太めで食べごたえがあり、みずみずしい食感が楽しめます。茎がしっかりしていて長くて太く、光沢のある白色が特徴です。甘味があっておいしいと人気で、現在日本で一番生産量の多いもやしです。調理する際は、炒め物や浸し物、和え物などに利用されています。別名では、ヤエナリ、アオアズキとも呼ばれ、中国では緑豆、及び文豆と書きます。マメ科ササゲ属に分類されていて、緑豆自体の輸入は、その多くがもやしの原料が目的となっています。形態的に多少異なる点もありますが、インドの栽培種であるケツルアズキと言われるものは、この緑豆と同じ仲間になります。
100g当りの栄養成分
エネルギー:14kcal たんぱく質:1.7g 脂質:0.1g 炭水化物:2.6g 灰分:0.2g
大豆もやし(豆もやし グリーンマッペ)
豆もやしの中でも、大豆を種子としたもやしが「大豆もやし」です。 大豆を種子としているので、大豆の持つ「大豆サポニン」、「大豆イソフラボン」、「大豆たんぱく質」などの機能性成分を豊富に含んでいます。もやしのシャキシャキ感と子大豆のコリっとした食感が同時に楽しめます。スープや鍋物との相性がとても良くナムルや旦々スープなど辛味系のレシピと良く合います。地域性が高く、中華料理の一部や韓国料理には欠かせないもやしです。
100g当りの栄養成分
エネルギー:37kcal たんぱく質:3.7g 脂質:1.5g 炭水化物:2.3g 食物繊維:2.3g
他にもある様々なもやし
大きく分けて上の3種類になるもやしですが、緑豆もやしをさらに太くして、歯ごたえや食べごたえをアップさせた「極太もやし」や見栄えや食べやすさを良くする為に、もやしの根を除去した「根切りもやし」は人気が高い商品です。変わり種では、ピーナッツを発芽させて作った「ピーナッツもやし」やソバの種子からつくった「ソバもやし」なるものまでございます。